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「RM037 オートマチック」新構造リュウズなど斬新メカ満載の新定番
リシャール・ミルが初めて企画・開発・生産した自動巻きムーブメント「CRMA1」を搭載する、製品の中ではお手ごろな価格の新スタンダードモデル。しかし“スタンダード”といっても、ムーブメントはスケルトン構造であり、機能的にもビッグデイト表示機構、使う人に合わせて巻き上げ効率を最適化できる新型の可変慣性モーメント・ローター、リュウズの機能をプッシュボタンで切り替えるファンクションセレクターなど、客観的に見ればリシャール・ミルらしいプレミアムな存在であることに変わりはない。このムーブメント、メカニズムで最も革新的な点は、新構造のリュウズ。ケースの外に飛び出したリュウズは最も衝撃を受けやすいパーツだが、通常の構造では、巻心と呼ばれるムーブメントから出る長いシャフトに直結されている。このためリュウズへの大きな衝撃が、即ムーブメントの中心の歯車に伝わるため、深刻な故障が起きやすい。「CRMA1」ではいわゆる巻心をなくし、リュウズからのショックがムーブメントの心臓部に直接伝わらない、クラッチを介した特許構造を採用している。今後はこのムーブメントを使ったさまざまなタイプのモデルが登場することだろう。


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