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ジャンリシャール限定モデルでアフリカの野生動物保護活動を支援!

ここ数年、ダイバーズの「アクアスコープ」、フィールドウォッチ「ハイランズ」など、自社製ムーブメントを搭載したスポーツモデルに力を入れてきたジャンリシャール。2012年はその「ハイランズ」に、アフリカの動物を独自のアプローチで撮りつづける写真家、ニック・ブラントを支援する限定モデルが登場した。


17世紀に鍛冶屋から時計づくりをはじめ、スイスにおける機械式時計の生産や時計師育成のパイオニアであることから、“スイス時計の父”と讃えられる偉人ダニエル・ジャンリシャール。ジラール・ペルゴも傘下に置くソーウインドグループが、彼の業績に敬意を表して1995年に復活させたこのブランドは、ジラール・ペルゴと同様にムーブメントから自社内で生産できるマニュファクチュール体制が特徴。ドレスウォッチとスポーツモデルを中心に製品を展開し、自社製ムーブメントウォッチとしては比較的お手ごろな価格と洗練されたデザインで、スイス時計をよく知る人の間で高い評価を得ている。


ここ数年はとくにスポーツウォッチに力を入れており、ダイバーズ、クロノグラフ、フィールドウォッチを中心に新作を発表している。最近では2011年の「ハイランズ」が記憶に新しい。


そして2012年、もっとも注目したい新作は、このハイランズの「ビッグライフ」と名付けられた限定モデルだ。「ビッグライフ」とは、アフリカのサバンナに暮らす野生動物を救うべく、動物写真家のニック・ブラントが2010年9月に設立した財団。望遠レンズを使わず対峙し、敬意を込めて撮影した象やライオンなどの偉大な野生動物たちが、象牙や剥製を目当てに目の前で密猟者に無残に殺されていく状況を看過できないとの思いから、動物たちを守り密猟者を取り締まる活動を展開している。


ジャンリシャールは2011年からこの財団のサポートを開始。また、ニック・ブラントの写真を広告ビジュアルに採用している。その結果生まれたのが今回の限定モデルだ。売り上げの一部はこの財団に寄付され、アフリカ・サバンナの野生動物を守る活動に使われる。動物が好きな人にぜひ紹介したい、ぜひ着けてほしいモデルである。


また、今後は自社製ムーブメントは非搭載ながら、デザインはそのままでより一般の人に手が届く機械式モデルも展開する予定という。ほしいけれど価格がちょっと高くて、という人には朗報だ。



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