1956年以来、ブランパンのウーマンコレクションの代表作「レディバード」は、発売当時世界最小の丸型時計として名を馳せた。今年発表された「レディバード」の新作は、コレクションの特徴的な小ぶりなサイズと、丸型というデザインはそのままに、バレンタインデーというロマンチックな日に相応しいエレガンスさを備えたタイムピースだ。

文字盤はブリリアントカットのダイヤモンドをインデックスの部分にあしらったマザーオブパール。ハートに模ったマザーオブパールの上部には、ダイヤモンドとルビーがセッティングされ、愛を象徴する日に相応しい華やかな装いを演出している。

ベゼルには約0.5ctのダイヤモンドをセッティングしており、ムーブメントは、直径15.7mmの自動巻きムーブメントであるキャリバー6150を採用。この小型のムーブメントはシリコン製のヒゲゼンマイを有している。

文字盤に目を移すと、愛の象徴として最初に目に飛び込んでくるのは、時計の6時方向からハートを射抜く矢のモチーフだ。この取り外し可能なチャームは、18KWG製で、ハートの部分にはルビーを、矢の部分にはダイヤモンドをセッティングしている。2015年のバーゼルワールドで発表されて以来、チャームはすべてレディバード専用に創作しており、手にしたユーザーがお気に入りのチャームを12時または6時の位置に簡単に装着できる。