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機構も、外装も、ドイツ時計を象徴する高品質

芸術的な時計作りで知られるA.ランゲ&ゾーネの創業者、かつてのドイツ・ザクセン王国の宮廷時計師だったフェルディナント・アドルフ・ランゲは、1815年に生誕した。激動の時代の真っ只中で、近代ヨーロッパが確立されたこの年から、2015年はちょうど200年。


A.ランゲ&ゾーネは、2015年に創業者の生誕200年を記念するモデルを、いくつか送り出してきたが、年末に締め括りの象徴的なモデルをリリースした。


それが「1815 トゥールビヨン ハンドヴェルクスクンスト」である。

元々「1815」は創業者の生誕年を由来とし、複雑モデルもラインナップするハイエンドコレクションだ。「ハンドヴェルクスクンスト」とは、ドイツ語で“クラフツマンシップ”、物作りにかける職人の魂や技巧を指している。この「ハンドヴェルクスクンスト」という言葉は、過去4作の時計に用いれらており、いずれも特別な仕上げが施された希少な特別限定モデルである。


この時計も、限定数はわずかに世界30本のタイムピースである。トゥールビヨンを搭載し、時刻合わせの際にキャリッジの動作を停止させるストップセコンド機構、秒針を兼ねるキャリッジがゼロ秒の位置に戻るゼロリセット機構を搭載する。いずれもトゥールビヨンでは実現の困難な機構で、このメカニズムだけでも、開発と製造のレベルの高さがうかがえる。



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