そのF.A.ランゲの生誕200周年を記念して、2月にプラチナ製の記念モデルが登場しましたが、今年のW&W(Watches & Wonders)において、18Kハニーカラーゴールド製のモデルが追加されました。
ハニーカラーゴールドは同社の2010年の記念モデルにて、過去に一度だけ製品化された特別な合金です。 一般的な18Kイエローゴールドのビッカース硬度135に対して、ハニーカラーゴールドのビッカース硬度は300、すなわち一般的な18Kゴールドより硬く、傷つきにくいという特徴を持っています。
その具体的組成は明かされていませんが、A.ランゲ&ゾーネ独自のレシピにてホワイトゴールドに銅、亜鉛、シリシウムを合わせ、熱処理を加えることで、硬度の調整を行っているといいます。
そのネーミングの元になっている淡いイエローを呈する18Kハニーカラーゴールドは、A.ランゲ&ゾーネのスペシャル・モデルにふさわしい、品格のある輝きに満ちているといるでしょう。
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