ポリッシュスティールケースにラッカー仕上げのホワイトダイヤルまではごく普通ですが、このホワイトダイヤルに採用された鮮やかなブルーのプリントインデックスとブランドロゴ、そして同じく鮮やかなブルーの針。
これは1996年に作られたプロトタイプを復刻したもので、そのオリジナルは極少数しか現存しないと言われています。
ブルーの鮮やかさは、軍用時計をルーツとするパネライのプロダクトとしては極めて異例なものであり、もしパネライが当初から民生用にこういったカラーリングを採用していたら、このブランドの歩みは今とは全く異なったものとなったでしょう。
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