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単に実用一辺倒でなく、適度な個性と上質さを加味

「仕事と私、どっちが大事?」とは、女性が発する愚問中の愚問。仕事をしなければ恋愛もライフスタイルの確立も、ままならないのだから。


そんなビジネスシーンにおいて、時計は重要なアイテムとなる。自分を振り返れば、意外と他人の時計を気にしているのでは? そう、時計は思っている以上に第三者から見られている。人柄や仕事ぶりの判断基準のひとつなのだ。


時間を知るだけならば携帯電話でことが足りる。しかし例えば打ち合わせ中、さりげなく時間を確認できるのは腕時計ならでは。だから時刻の視認しやすさは、ビジネス時計にとって重要な選択基準のひとつとなり、おのずとシンプルなモデルへと行き着く。一方で異なる時間帯が表示できる2タイムゾーンやワールドタイムなどの機能はあると便利。海外との取引をしている場合はもちろんのこと、インターネットで瞬時に世界とつながる現在では、時差が確認できる機能はビジネスでもプライベートでも有益だから。幸いにも今年は2タイムゾーンの当たり年。使いやすく見やすい新作が、出揃っている。


スーツに合わせるのだから、大きさや厚さを考慮すべき。袖口からわずかに覗く、ケースや針、インデックスなどのディテールで適度な個性を匂わせる。ビジネス時計は、実用性だけでなく、上質さというスパイスが、効く。

 



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