ネオ・スリー ブリッジ トゥールビヨン スケルトンは、細長い丸みをつけたブラックのブリッジが特徴的です。ブリッジの曲線とカットワークは、構造を際立たせる視覚的効果があり、非常にスリムな機械構造を支えています。断崖絶壁の上にケーブルのように伸びているスケルトン状キャリバーのブリッジは、その壮大さをフランス南部のミヨー橋から、透かし細工や鉄塔の官能的な輪郭はラバトのムハンマド6世橋、醸し出すバランス感覚は、オーバースティーク・ブルックと、いった世界中のモニュメントや建造物にインスピレーションを得ています。
このモデルは、15.60mmの厚さのある直径45mmのチタンケースを採用しています。豊かな曲線と大振りなガラス部分で、このサテン仕上げが施された外殻構造は、あたかも時計のモニュメントを眺めるパノラマ展望台のようです。 それは、ベゼルが全くないことではっきりと特徴づけられています。また磨き上げられたラグは、手首に沿うように湾曲させるために、ケースと同じ高さに設置されています。
建築学に基づく構造は、ジラール・ペルゴの作品の中に常に存在する要素です。サファイアクリスタルを主体とするケースは、透明性という原則に基づいてムーブメントが最大限見えるよう構築されています。文字盤側のサファイアクリスタルは、ボックス型で凸状になっています。裏蓋のサファイアクリスタルも凸状であり、側面からみるとネオ・スリーブリッジ トゥールビヨン スケルトンは、サテン仕上げでマットなケースを2層のサファイアクリスタルで挟んだ、完璧な職人技が光るモデルとなっています。サファイアクリスタルの層は、技術的にも視覚的にも、時計の構造の透明性を高めてます。 |